慢性頭痛持ちの日本人は約4,000万人とも言われています。
慢性頭痛は一般的に大きく2つに分けられます。
一つは姿勢の負担や精神的ストレスなどによって筋肉が緊張して痛みを発する「緊張型頭痛」。
二つ目は血管が 拡張して周りの神経を引っ張ることによってズキンズキンという痛みが発生する「片頭痛」。
血管が拡張する原因は十分に分かっていませんが、セロトニンなど の神経伝達物質が関与しているとされています。女性に多いのが特徴です。 この二つの頭痛は発生メカニズムが全く違うので、それぞれ対処方法が違います。
当院の対処法とアドバイス
緊張型頭痛は肩や首のコリによって血行が悪くなっていることが原因ですので、マッサージや入浴などによって筋肉がほぐれると一時的に楽になります。
しかし、根本的に改善するには普段から正しい姿勢を維持する習慣が大切です。また、不規則な生活習慣や、精神的なストレスが原因になることもありますので、一度自分の生活を見直してみることも大切です。
片頭痛が起こってしまったらまず安静。頭をアイスノンなどで冷やし、部屋を暗くして安静を保つのが第一です。
予防としては、「不規則な生活は避ける」「赤ワイン、チョコ、チーズは取りすぎない」「眩しいところは出来るだけ避ける」などですが、休日に緊張から解放されて片頭痛が起きる方もいますので、自分なりの頭痛パターンを見つけることも予防策につながります。
多くの場合、片頭痛と緊張型頭痛の両方を持っているケースがあるので、普段から肩こり予防と姿勢を良くすることは予防策として大切です。
※当院の対処法ならびに施術の効果については個人差がございます。
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