生理痛には人によっていろいろな痛みがありますが、生理時に発生するプロスタグランジンという痛み物質が関与しているようです。
プロスタグランジンは血管も収縮させる作用があります。血管が収縮すると筋肉も硬くなるので腰痛や下腹部痛の原因になるのです。
また、月経後半になると骨盤まわりでうっ血が起こり、腰の鈍痛や冷え、足のむくみなどを引き起こします。ひどくなると、脚の付け根の鈍痛で歩行困難になってしまうケースもあります。
当院の対処法とアドバイス
入浴や温シップなどで腰のまわりを冷やさないことが大切です。痛いときは、腰痛ベルトで骨盤まわりを安定させるのも効果がある場合があります。
当院では、生理痛によって収縮した腰の筋肉、骨盤周辺の筋肉の緩和操作を行います。1~2か月くらいで痛みが半減あるいは消失したというケースが多いです。
しかし、あまりにひどい生理痛の場合は、子宮筋腫や子宮内膜症の疑いもあるので、不安な場合は事前に病院できちんと検査を行ったほうがよいでしょう。
※当院の対処法ならびに施術の効果については個人差がございます。
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