O脚は治るものと治らないものがあります。
治らないO脚とは、変形性膝関節症のように関節が曲がってO脚になってしまったもの。中高年に多く見られます。
治るO脚は、歩き方などの生活習慣が原因でO脚的な立ち方になってしまったもので、このタイプは調整による改善が可能で、姿勢的なO脚と言います。 姿勢的なO脚を作ってしまう原因は主に次の3つです。
①内股(膝のお皿が内側を向いて、膝が伸びきっている)
②外重心(下半身の外側に体重がかかっている。内ももの筋力低下)
③骨盤の歪み(骨盤が前傾になりやすい。脚の付け根が縮んでいる。)
当院の対処法とアドバイス
姿勢的なO脚は改善が可能です。よくO脚調整バンドのようなものを購入されて一晩中固定されている話を聞きますが、これはまったく無意味です。
当院でも短時間の固定はしますが、脚の適正ポジションを覚えこますための手段ですので長くても15分です。
O脚調整のためには、股関節を中心として体全体のバランスを整え、内ももとお尻の筋力をつけることが必要です。同時に正しいポジションで立つエクササイズを継続していくと、自然にますっぐな立ち方が可能となります。
予防的には、内股の生活を改めることです(歩き方、横座り、脚組み 等々)。これは今日からでも可能なので、すぐにでも改めて行きましょう。 いわゆる変形膝関節症のような治らないO脚でも、同じ施術を行うことで変形の進行を遅らせる予防になりますので、O脚調整を受けることは全く意味のないことではありません。
※当院の対処法ならびに施術の効果については個人差がございます。
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